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明治維新~日清戦争前(明治元年~明治25年/1868~1892)
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作詞 不詳
作曲 不詳

皇御国のもののふは
生きては立てよ勲しを
死しては残せ芳しき
名を万世の末までも
月雪花と戯れて
回天旋地の大業を
立てし例は荒波の
東西古今皆一徹
請う見よ豊臣秀吉は
矢矧の橋に霜深く
結びし夢はいかにぞや
また見よフランスナポレオン
コルシカ島の島風に
破れし窓を春の雨
かかる儚き賤の男の
千軍万馬の将となり
アルプス山の麓より
地中の海の底までも
靡かぬものはアラビアの
駒は嘶くパリ城
旗はひらめく玄海や
灘より深き大君の
恵みは千草故郷の
家路を後に身は一つ
心の駒に鞭打ちて
胸に手綱を鳥が鳴く
東の空は花曇り
雪か霰か五月雨の
国府の台に聳えたる
学びの窓に入り相いの
鐘を筑波の山颪
吹き下ろしたる白雪の
練兵場は粛として
世は一面の銀世界
餓えを破る寒さをも
笑うて忍ぶますらおの
心いかにと人問わば
請う見よ寒の梅花一枝
綻び初めて咲き匂う
弥生の春も今日と過ぎ
昨日と行きて夏の日の
照らし輝く炎熱に
玉なす汗は竜田川
唐紅に水くくる
紅葉も秋と習志野の
原に暫しの露宿り
草を褥に仮の夢
結ぶ暇さえ荒金の
陸路遥けき長途軍
攻めつ破りつ護りつつ
響く砲声万雷の
煙の中に三百里
帰れば雲間に魏峨として
我を迎うる芙蓉峰
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作詞 不詳
作曲 不詳

天皇尊の統御しる
我が日の本は千五百代も
一代のごとく神ながら
治め賜えば大御稜威
猛く雄々しく平らけく
穏やかに安くありとかや
その大神稜威朝宵に
あやに畏に安国と
仕え奉らう人民は
いやますますに真心の
一つ心に集めえて
我が日の本を護りけり
しかれ後世に我が国を
浦安国と称えたれ
作詞 山陰樵夫
作曲 不詳

日ははや西に入り相いの
鐘は微かに聞こえつつ
ホーヘンリンデン村近き
イーザー河の音高く

流るる水は物凄く
全て新手のつわものは
新たに積もる雪の床
余念も無くぞ伏しいけり

ただ聞くものは村遠く
犬の長吠えする声ぞ
夜はいと長けて見ゆる頃
不意に打ち出す太鼓の音

すわ事ありと大将は
墨なす空の冬の夜の
暗きを照らす灯りをば
点けよ点けよと命じけり

喇叭の声や松明の
灯りに依りて速やかに
整頓したる騎馬武者は
玉散る剣抜き連れつ

手荒き馬は恐ろしく
身の毛もよだつもてなしに
あずからんとや勇み立ち
いとも雄々しく嘶けり

名誉に満てる軍馬をば
敵の陣屋へ乗り入るる
音はさながら雷の
ひらめくごとく山丘も

震い崩れつ鳥羽玉の
闇夜にきらめく大砲は
千々の稲妻ぴかぴかと
眩きまでに光りけり

秋の紅葉のそれならで
唐紅に斑なす
ホーヘンリンデン丘の上に
照る稲妻はいや明く

滝つ瀬をなすイーザーの
流るる音はいや高く
殺伐悲愴の有様は
いと凄まじく見えにけり

漸く明ける朝ぼらけ
森を離るる雀色
鯨波を作りて突き進む
猛烈敢死の両軍を

真一文字に天切ろう
八重棚雲を押し分ける
差し輝ける朝日つわものは
栄誉をこそは表しけり

燦たる軍旗靡かせつ
討てよ進めの号令に
勇み乗り入る軽騎隊
屍を塚に埋めんか

古今無双の軍功を
立てて名誉を博せんか
両軍既に入り混じり
たけなわとこそ見られけり

名も世に高き仏軍が
不意を打たれし口惜しき
男子と生まれし甲斐も無き
いざ諸共に身を賭して

流るる血潮にこの恥を
清く注いでくれんずと
怒り激せるつわものは
勝利の程ぞ知られけり

さしもに強き墺軍も
死を定めたる手負い獅子
いかで望みを達すべき
かえって敵に逆撃たれ

降り積む雪はつわものの
屍を纏う衣ぞや
踏みとどろなす芝泥は
永く眠らん墓場なり
作詞 不詳
作曲 不詳

弾丸は霰と空に飛び
剣は野辺の稲妻か
雷疑う砲声に
吹き来る風も生臭く
我が魂の緒も打ち絶てん
今際の時ぞ勇ましく
進むに猛きもののふは
躊躇う事は何のその
屍は野辺に晒すとも
名は後の世に芳しく
桜と匂う九段坂
空に聳ゆる靖国の
祭り納めし諸霊は
これますらおが亀鑑ぞえ
仇なす戎夷尽くるまで
よしや火の中水の底
などや厭わん敷島の
大和魂飽くまでも
堅きに堅き金剛の
石より光輝くは
人皆全てもてはやす
青白なせる桐の章
故郷人に品格高く
錦繍を飾る心気良さ
作詞 不詳
作曲 不詳

我が日の本の国体は
古き神代の頃よりも
神の御国と称え来て
五百海坂隔てたる
遠き戎夷が国までも
光り輝く朝日子の
差すや草葉の露ばかり
侮り受けし例だに
類も少なき緒環の
尽きぬ皇帝の功績を
護るは誰の職務ぞや
誠実ある身を甘美にも
五の訓戒銘肝して
束の間も忘るなよ
多衆かる人のその中に
醜の御楯と選ばれて
厚き仁恵は駿河なる
富士の高嶺もなお低く
伊勢の海さえなお浅し
その皇にもしやまた
仇なす戎夷ありもせば
躊躇う事は無きものを
討ち平らげて大君の
御心安め奉れ人
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